心理教育プログラム 「 対人関係療法 ①〜ストレスをすべての対人関係問題から〜」
12月にデイケアの心理教育で「対人関係療法 ①〜ストレスをすべての対人関係問題から〜」のプログラムを受けました
対人関係療法 とは
米国の精神科医クラーマンらによって1960年代末から開発された期間限定の精神療法
もともとうつ病に対する治療法として開発され その後 摂食障害や不安障害・双極性障害に対しても効果が示されました。「人が鬱になる直前に何が起こっているか」「鬱になった後 何が起こっているか」「治療のどんな部分が効くか」と言うような観察から作られた治療法です。
身近な人間関係がどれほど大きな影響を与えているか。(体調が悪かった行った時など対人関係はどんな感じだったか?)
対人関係に注目してみよう!
対人関係に注文する理由
病気のきっかけには人間関係の問題が隠れている⁉︎
《過労》
なぜ仕事を抱え込んでしまったか?
なぜ 断られなかったか?
その状況を職場の人や家族に相談できなかった?
《お金の問題》
人付き合いに必要なお金がなくなると人から受ける扱いが変わるかも?
《学校の試験》
試験の出来が悪かった時に親に怒られる
先生に失望される
クラスの地位が落ちる
単なる点数の問題でしょうか?
一見 無関係に見えるものにも 実は人間関係の問題が隠れています
重要な人との関係の振り返りは大事
重要な人との関係が損なわれると 鬱などの病気を引き起こしやすくなります。
重要な人とは?
自分のとの関係が近く 影響力がある人 たちのこと
人間の心の健康を守るために 大事に役割を果たしている
重要な人との関係が 現在 どのような状況になっているか考えてみよう
①自分にとって重要だと思う人の名前を書いてみよう
②①であげた人を自分にとって重要だと思う順に「私」に近いところからサークルに書きいれましょう(家族・恋人・友人・親戚・近所の人・主治医・デイケアメンバー・スタッフ・その他)
↓
③自分のサークルの中で満足しているところはありますか?
④自分のサークルの中で不満を感じるところはありますか?
今回 自分のサークルを作成して後日 再度サークルを作成して振り返った時に サークルの場所が変わっていたりした場合 ストレスに変化があることが多い
関連記事
ブログランキングに参加しています。クリックよろしくお願いします。
双極2型・気分循環性・特定不能 人気ブログランキング - メンタルヘルスブログ
注意欠陥・多動性障害 人気ブログランキング - メンタルヘルスブログ
境界性人格障害 人気ブログランキング - メンタルヘルスブログ