心理教育プログラム 「 生活習慣病 」
3月に 心理教育プログラム 「 生活習慣病 」を受けました。
生活習慣病
毎日の生活習慣の積み重ねによって引き起こされる病気。
偏った食事や運動不足、飲酒、喫煙などの悪い生活習慣が長く続くことによって起こりやすくなる病気で、生活習慣が発症に関わると考えられている病気の総称です。
発症の要因
外部環境要因
病原体 有害物質 事故 ストレッサー
生活習慣要因
食生活 運動 喫煙 飲酒 休養など
遺伝要因
遺伝子異常 加齢
生活習慣病の経過
無自覚ななま病気が進行し、重篤な症状発作と著しく生活の質が低下する。
生活習慣病ってどんな病気?
肥満と生活習慣病との関係
食事から摂取したエネルギーは、食べ過ぎや運動運動不足によって消費しきれなかった場合、過剰なエネルギーとなり、体脂肪として体に蓄積されます。
肥満とは生体に正常よりも脂肪が過剰に蓄積された状態。
肥満はBMI(体格指数)で評価され、日本では25以上で肥満、18.5以下で痩せと判断されます。BMIが22の時が最も病気になりにくいと言われています。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
欧米人との違い
- 日本人は欧米人と比較して肥満の割合は低い。
- 高度の肥満になる前に糖尿病などを発症してしまうことが多い。
- 日本人は軽度の肥満でも生活習慣病を発症してしまう。
肥満の発症の要因
- 食べ過ぎや運動不足といった生活習慣
- 太りやすい体質をもたらす要因(加齢・性別・人種・遺伝)
“痩せの大食い”同じ食事量,同じ運動でも太る人と太らない人がいるのは個人の持つ遺伝子の特性によるものです。
メタボリックシンドローム
内臓脂肪型肥満、高血糖、高血圧、高脂肪血症の状態が重複している場合が多く、そのような人は脳卒中や心筋梗塞の発症危険性が更に高いことが明らかになっています。研究者によって「内臓脂肪症候群」「死の四重奏」などと呼ばれています。
平成20年からメタボリックシンドロームに着手した検診、健康指導を義務化して、健康指導を行うことで減少を目指しています。
診断基準
ウェスト 男子85cm以上 女子90cm以上
血圧 135以上/85以上
空腹時血糖110以上
中性脂肪150以上 HDLコレステロール40以上
生活習慣病の予防
多くは、不健全な生活の積み重ねによって内臓脂肪型肥満となり、これらが原因となって引き起こされるものですが、日常生活の中での適度な運動、バランスのとれた食事、禁煙を実践することで予防ができます。
生活習慣病予防のためのポイント
- 腹八分目で肥満を防ぐ
- 野菜や海藻、豆、大豆製品をたっぷり摂る
- 魚料理を意識して食べる
- 植物性の資質と動物性の脂質の比は2:1で摂る
- 塩分は控えめに、ミネラルバランスのとれた天然塩を使用する
- こまめに歩く習慣をつける
- 過度な飲酒は要注意!2回/週は休肝日をとる
- ストレスを溜めないように気分転換心がける。完璧を目指さない
気合が入りすぎたり、成果が出ないと、持続することは難しいですよね。
まず自分の現状を知る
自分のペースで
- 無理せず
- 楽せず
- 争わず
生活習慣病チェックリスト
チェックした数が多いほど生活習慣病の危険性が高くなります。
1つでもチェック項目が減るよう努力しましょう。
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