心理教育 プログラム 「 対人関係療法 ③〜 コミニケーションを振り返ってみよう! 〜」
2月に 心理教育 プログラム 「 対人関係療法 ③〜 コミニケーションを振り返ってみよう! 〜」を受けました。
コミニケーションに虫眼鏡を当ててみよう!
- 相手とのやり取りでストレスを感じる人が多いです。
- 最近の会話やケンカで、気持ちが揺れ動いたことや、ネガティブな気持ち(自分を責める気持ち、不安、イライラ等)になったことを思い出し、自身のコミニケーションを振り返ってみましょう。
〈コミニケーションを振り返るポイント〉
- 「十分にやり取りができた」と思っていても実際に会話の内容を確認してみるときちんと話し合えてないことも多いです。
- そのために、どちらが何を言ったのか一つ一つ思い出すことがとても大切です。
自分は何を言ったのか
それに対して相手は何を言ったのか
自分がその時、本当はどうしたかったのか
自分の言い方で相手は理解できただろうか
ズレを広げるコミニケーションを知ろう!
うまくいかないやりとりの背景には「役割期待のズレ」が生じていることがあります。その「役割期待のズレ」を埋めていく大きな手段がコミニケーションです。
自分がどんな期待をしても、相手に伝わらなければ伝わりません。お互いの気持ちを伝え合うには、コミニケーションが大切になってきます。
しかし「役割期待のズレ」が大きくなりすぎている時には、ズレを広げるやり取りをしがちです。
「役割期待のズレ」とは…
私たちが日常に周りの人に役割を期待しています。自分と相手が互いに期待する役割にズレが生じると不愉快な気持ちになります。このことを「役割期待のズレ」といいます
言葉を使わないコミニケーション
…不満があった時に、自分の気持ちを言葉で伝えずに、ため息をついたり、にらみつけたりする。暴力や自傷行為も含まれます。
- このコミニケーションの場合にはメッセージが正確に伝わらないことが問題になります。ため息をつかれたり、にらみつけられたりしても、相手は何が問題になっているのか分からないし、相手からどのいう改善を求められているのか分かりません。
- 言葉を使わないコミニケーションに頼ってばかりでは、自分の意見が正確に伝わらず、誤解を招くこともあります。
間接的なコミニケーション
…直接的な言い方をせず、嫌みを言ったり、遠回しな言い方をする。
- 言いにくいことを言う場合には、間接的な言い方をした方が「角が立たない」と感じる人は多いです。しかし、間接的な言い方では誤解を招くこともありますし、「ズレ」にきちんと思う付き合うこともできません。
自分の言いたいことが伝わっていると言う思い込み
…ハッキリした言い方をしなくても、他人は自分の必要としているものや自分の気持ちが分かっているはずだと思い込む。
- 「分かっているはずなのに、なんであんなことするんだろう」などという不満が募り、相手との「ズレ」は広がるばかりです。
- このパターンは「言葉を使わないコミニケーション」と「間接的なコミニケーション」のセットで問題になることが多いです。つまり曖昧なコミニケーションしかしていないのに、相手は分かったつもりだと思い込み、改善されない相手の態度を見て気分の落ち込みが強まることにもなります。
相手の言いたいことはわかっていると言う思い込み
…相手のメッセージが不明角などに確認しない。
- 相手に批判されたように感じた時に、それを確認しないで「私はあの人に嫌われている」と思い込んでいくようなケースです。
- 相手の言葉の真意を確認してみることも大切です。実際に批判ではなかったということも多く、本当は批判だったとしても、曖昧な否定から、具体的な改善点と絞っていくことができます。
沈黙
…怒りや不快を表現せずに沈黙してしまう。
- 相手に直接怒りをぶつけるよりも沈黙した方がまだマシである、と考えている人も多いと思いますが、沈黙というのはコミニケーションの打ち切りであり、最も「ズレ」が広がりやすい対応であるともいえます。「沈黙は金なり」の精神を持つ日本では、特に注意が必要です。
うまくいかなかった会話を振り返ってみよう
受診(1月)の時のやり取り
事前にデイケアの担当スタッフと話し合いをして伝えたいことは主治医に伝わっている
①相手の会話
担当スタッフからの書類を読みながら「うん。うん。これで良いと思うよ。」
②自分の会話
言いたいことがパッと浮かばなくて黙ってた。
③その時どんなことを考えていましたか?
- 担当スタッフと話したけど ちゃんと伝わってるのかな?
- 具体的に何が良いんだろ?
- 主治医が良いって言うなら信じてもいいのかな?
- 就労継続支援B型に行くのはまだ早いって事はなんとなく雰囲気で伝わってくるけど やっぱり早いのかな?
④会話のやりとりの中で見たことありませんか工夫できそうなことを振り返ってみましょう
- 主治医に伝えたい事をWordに入力して この書類を見ながら、担当スタッフと話し合いをして この書類も主治医に渡してもらうことにした
- 具体的にどこの部分について「良いよ」って言っているのか聞く。
- 「良いよ」って言ったのは 何でか聞く。
- 自分が思っていた返事と違っていた場合は、「◯◯◯って言うこと?」と自分の言葉で聞いて再確認をする
- パッと言いたいことが浮かばないから受診後にに浮かんだときは、次回伝えることとして担当スタッフと話し合うときに言う。
- 雰囲気で伝わってる事は確認する。
- 主治医の言うことを信じる!
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