心理教育プログラム 「 対人関係療法 ②〜 役割、期待に注目しよう 〜」
1月にデイケアの心理教育で「対人関係療法 ②〜 役割、期待に注目しよう〜」のプログラムを受けました
あなたがストレスを感じる事はなんですか?
- 上記の質問すると対人関係について答える人は多いでしょう。
- そこで対人関係上のストレスと感じられるものを「役割、期待のズレ」として考えていきます。
- 実際には対人関係の問題は解決できることを示してくれる考え方です。
「役割期待のズレ」ってなんだろう?
“ストレスの大きな役割期待のズレ”が続くと病気の症状につながります
- 「役割期待のズレ」自体は人間の組み合わせと同じ数だけあります。「役割期待のズレ」が症状につながるほど深刻になるのは、もともとのズレが大きすぎたり、ズレを解消するためのコミニケーションが不足している場合です
- ストレスの大きな「役割期待のズレ」が続いたり、改善しようと努力したけれども報われない、と言う経験を繰り返すと無気力感が生まれます。その無力感が症状につながりやすいと言われています
- 無力感が強いと「どうせ解決できるわけがない」と思うので、「ズレ」を解消しようと言う気持ちがなくなり、結果として解決できなくなります。その状態がさらにを無力感を強めるという悪循環が成立します。
相手との間にストレスを感じたら考えてみよ
- ズレを解消するためには、まず自分の期待を理解することが大切です。
- 自分の期待を見つけるポイントは、相手との間にネガティブな感情(自分を責める気持ち、不安、イライラなど)が起こった時です。
- 相手がどうしてくれたら自分は、もっと満足できただろうかというふうに考えてみると、自分の期待がみえてきます
コミニケーションでストレスを感じた場面を振り返ってみましょう(会話のやりとりなど簡単に)
↓
自分もその時に、相手にどうして欲しかったと思いましたか?
例)
- 理解してほしい
- 責めないでほしい
- そっとしといてほしい
- 頑張りを認めてほしい 等
↓
その期待を相手にとって実現可能だろうか?
↓
自分の気持ちを伝えるために、今なら何ができそうですか?
例)
- 話し合う機会を持ち自分の気持ちを伝える(具体的なセリフを考えてみる)
- 「なんでそんなことを言うの?」と聞いて、相手の言いたいことを聞く
- 怒られるかもしれないと思って不安なんだけど自分の気持ちを話す 等
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